突然の再会
今回は少し長くなりそうなのでいくつかに分けて書くことに致します。
というのも、小生にとって非常に感動的なことがありました。
それを語るにはタイムスリップをしないと語れないので。
今や海外旅行は小生が初めて旅行をした(1974年)に比べると、
手続きが簡単で、安価になり、渡航される日本人もかなり増えている。
小生が初めて渡航したのは、1$が¥300で、ほとんどの日本人が、
海外赴任か学術関係であったと記憶している。
未だ成田空港が、完成しておらず、羽田空港からのフライトで、
夕方離陸予定が大幅に遅れて、深夜の出発となった。
当時はよく見られた、親戚・縁者の見送りも、時間の都合で程々に。
確か、DC9でジャンボ機が日本に就航して数年しか経っておらず、
まだまだ機数も少なく滅多にお目に掛かる機会はなかった。
DC9は当時の長距離路線の花形ではあったが、
機内は狭く照明も薄暗く、今から考えると快適とは言えなかったが、
若干10才の小生には、夜間飛行を楽しむ間もなく離陸すると直ぐ、
機内食も見ることもなく眠ってしまったのであった。
-
-
-