英才教育
何度も話題に出てくる、旧知が経営をしている道頓堀のBarが、いよいよ今月29日に閉店する。
当日は、定額にて飲み放題にし、馴染みの人達を招待するそうである。
そんなこんなで同級生からも惜しむ声が多く、ねぎらいを兼ねてBarを覗きに来る同窓もいる様である。
そんな折、女性2人の同窓と出会した。
2時間程談笑をしたがもっぱら話題は子供の話である。
小生は聞き役に回っていたが、一つ気になる女性2人の共通の話題があった。
お2人共、1人住まいをされている息子さんがおられるそうで、東京で就職して独立。
京都で学業の為に下宿されているそうである。
その息子達から、各母親に自炊をした夕食の写メールが送られてくるそうである。
母親曰く、栄養のバランスに気を付けて、食事をしっかり摂るようにと御達しがあったようで、その答えが写メールだという。
小生の感覚では、ネガティブに言えばマザーコンプレックスの小食系男子との印象を強く感じた。
暫く、その話題を頭の中で反芻していると、ふと母親の意図が見えてきた。
栄養のバランスだけではない“何でも一人で出来る様になりなさい。もし結婚しても、いつまでも嫁はあなたに構ってくれるとは限らない”と。
フロ(風呂)・メシ(飯)・ネル(寝)は、死語になりつつある。
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