3本のボトル
大阪道頓堀の目抜き通りの一等地に、小生の幼稚園からの旧友が経営するBarがある。
バブルの絶頂期にオープンし、栄華を極めてたそうであるが、昨今のトレンドに乗れなかったせいか、今月で閉店する事になった。
この事に関しては、後日ゆっくり述べるとして・・・
小生が日々の仕事を終え帰宅する間クールダウンする場所であり、英語の予習・復習、最近ではスタッフブログを書いたりする一日の仕上げの時間を費やせる空間で、いわば小生の仕事とプライベートの汽水域でもある。
今月の初め閉店の議を各方面に連絡したそうである。
社交辞令であろうが、残念だねと異口同音のコメントがあったそうである。
その中で、Barで使っているグラス、シェーカー、シャンパン、クーラーなどを、持って帰ろうとするお客様がいたそうである。
そんな折、旧友の彼が23年間大切に飾ってあったミニチュアボトルを3本、無言で小生に差し出した。
手を出して要求するのではなく、相手の無償の慈悲を受けることに喜びを感じて、人と関わってゆきたい。
これは小生のMOTTOである。
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