新旧スチールカメラ/デジタルカメラ/交換レンズ-トキワカメラ

平和ボケ

ここ数日英会話のレッスンで、各先生からレッスン毎に北アフリカと中東の情勢についての意見を求められる。

先生の意見もシリアスなものから、楽観的なものまで色々であるが、概して皆、異国の地に居ても興味がある様である。

人道的な歴史、世界のパワーバランス、石油の原産国などから言ってシリアスな問題である。

原油と言えば1973年のオイルショックで、日本中がパニックに陥った事を思い出す。

当時小生は小学4年生。

連日テレビではインフレーションの話題が賑わしていた。

子供ながらに学校で使う帳面の価格が、数か月で30円、50円、70円と上がっていったのを覚えている。

メーカー側も新価格の帳面を用意する速度が間に合わず、旧価格の表面に印刷されたプライスの上に新価格のシールを貼ってゆくといった具合である。

今回の情勢は小生が子供の頃に体験した状況になる可能性を含んでいるが、民族の結集といった感がある。

日本に目を向けてみると、国政に対して国民はシラケていて、自分たちの保身を考える政治家と言われる公務員達が、小さいまとまりで団結し右往左往している。

この対比に戸惑ってしまう今日この頃である。