スコール
4日間の夏季休暇が終わった先週の月曜日から、かつて、夜中に気分転換として行っていた、ウォーキングを再開してみた。
その4日目のことである。
40〜50分を費やして、距離で表すと地下鉄4駅程度を歩くのだが、
当夜は空模様がおもわしくなく、一雨来そうな様子。
いつもの道程をいつものペースで歩くこと30分。
路面をふと見ると濡れているのである。
それも計ったように乾いた路面と濡れた路面の境目がハッキリと確認できる。
「夕立は馬の背を分ける」とは、この事なのかと思いつつ、その境目に沿って帰路についた。
自然とは、人の心情、思惑にかかわらず、非常な判断を下し人に関わってくる。私情などいっさいない。
このような判断を、この先が見えないと言われている状況の中で迫られる事が必ずあるだろう。
その時、自然のように私情を挟まない判断ができるかどうか疑問である。
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