新旧スチールカメラ/デジタルカメラ/交換レンズ-トキワカメラ

電子マネー

小生が、対面での物販の職に従事して久しい。

掛け売りの商いは殆ど存在しないので、商品をお渡しと同時にお代を頂く形態を取っている。

取り扱い商品の特性上もあるが、年々電子マネーと言われる、クレジットカードとデビットカードの割合が増えてきている。

本年度から本格的に始動をしたWEBサイトでの決済が、全て電子マネーであるので、益々電子マネーの割合が増えそうである。

店頭での商いで、外国からのお客様がご来店され、高額なお買い物をしていただく事があるが、

その際、日本円にて決済される事は非常に少なく、クレジットカードが主になる。

海外での発行カードを扱うにおいて、様々なトラブルに遭遇してきた。

カメラ関係の商品は換金率が高い為、セキュリティーシステムのハードルが高く設定されているらしく、限定額が充分あっても、承認が下りない事がよくある。

先日の出来事である。

スイスのお客様に高額の買い物をして頂いた。

決済はクレジットカードを希望されたが、前出の問題で承認が下りない。

二人連れでご来店だったので、もう一人の方のクレジットカードを試みたが結果は同じ。

するとマスターカードに似たカードを一枚出され、“このカードで現金を引き出せるので、ATMの場所を案内してくれ”との事。

近くの郵便局を案内しATMから日本円を引き出され、決済され、お帰りになった。

そのカードの名は「マイスト」。

初めて見たカードである。

後で調べると世界80ヶ国で利用できるらしい。

改めて電子マネーの複雑さと多様化を感じた。